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中国反日デモ激化 中国はなぜ反日でまとまるのか?

尖閣諸島の中国漁船衝突事件に関連して
中国国内のインターネット上で反日デモへの参加呼びかけが行われ、成都、河南省鄭州、陝西省西安、浙江省杭州などで反日デモが拡大しているようですが


われわれ日本人には、どうしてそこまで中国人が「反日」となるとあれほどのまとまりを見せ盛り上がるのか、今ひとつピンとこない方もいらっしゃるでしょう。

いくつか理由を考えてみました。

・中国は古来からずっと異民族同士による殺し合いを続けてきた
三国志なんか最近ブームですが、中国というのはとにかく広大で
いろんな地方の民族というか国が群雄割拠し、殺し合いを続け、勝った民族の長が皇帝となって全土を治める、ということの繰り返しだったわけです。
常に相手を押さえつけて自分が前に出る、ということをやらないと国が維持できない、一種の強迫観念にとらわれています。
現在あまり表に出ることはありませんが、中国はチベットに勝手に侵攻し虐殺や略奪を行って占領してしまいました。


・中国は世界の中心、日本など端っこの属国というプライド
中国というかシナでは、皇帝の治める場所が世界の中心であり、そのまわりの国はすべて属国であるという「中華思想」が古来からあります。
海を渡った端っこの日本(や台湾)など、本来取るに足らない「化外の地(けがいのち)」にすぎないのです。

・日中戦争で負けた恨みは深い
近代になって清が崩壊し中国の皇帝は事実上消え、中国は内乱状態になって
そこに入り込んできた日本に一部とはいえ占領され、満州国という傀儡国家をつくられてしまったという屈辱は、日本人には想像もできないものでしょう。
もちろん当時の中国は古い儒教にとらわれた時代遅れの場所であり、全体でひとつの国家ではありませんでしたので、その時の世界情勢では、どこかが占領して統治する必要がありました。


・中国はいつも内輪もめをしている
以上のようなことなので、中国の広大な大地の上ではいつも内輪もめが絶えず、それをひとつに束ねようとした時に、かしこまった思想ではダメで、「敵は外にいる」というのが1番まとまりやすいのです。


つまり「反日」です。

中国では国内の不満を「反日」という形で噴出させることで、うまくごまかすことができるのです。
中国共産党は、国内をひとつにまとめるために近年ずっと「反日」を利用してきました。

ついでに書いておくと、中国では歴史というのはその時の皇帝によって都合よく書き換えられるのがあたりまえなので
おそらく中国人の一般民衆は「尖閣諸島(釣魚島)は中国の領土」と教わっていると思います。
したがって彼らは本気なのです。

そうした相手に、対話して説得するというのは、正直あまり意味のないことだと思います。

1番効果的なのは、親日国との協力関係をもっと深め、対中国の包囲網を張ることでしょう。



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