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ベストハウス123 中国 顔面陥没少女 再建手術 ワンナ 先天性上顎骨欠損症 せんていんせいじょうがくこつけっそんしょう

顔面陥没少女を再建手術で救え!
11月3日放映の「ザ・ベストハウス123」の、中国の生まれつき顔面の真ん中が陥没している少女のエピソード。


21年前、中国のある村で、リ・ジンユンとワン・ユウジンという夫婦の家の前にある女の子の赤ん坊が捨てられていました。
夫婦はすでに二人の男の子を持ち、しかも長男は聴覚に障害を抱え、なおかつ自給自足の生活は非常に苦しいものでしたが
捨て子を神様からの授かり物と思い、自分たちの実の娘として育てることにしました。そして中国語で美しい子という意味を持つ「ワンナ」と名付けられました。

しかし、そのわずか1ヶ月後、ワンナの顔の真ん中が突如陥没し始めました。
慌てふためいて医者に診せると、「この子には生まれつき上あごの骨がない、こんな症例は初めてだ」と。
ワンナは、世界でも他に類を見ない「先天性上顎骨欠損症(せんていんせいじょうがくこつけっそんしょう)」と名付けられた症例だったのです。


しかし夫婦は、どんなことがあってもワンナを自分たちの手で育てる、と誓いました。

その日から母は悪化するワンナの症状を治療するためもあって、男に混じって土木作業の仕事を始め
その合間を縫って家に戻り、ワンナと聴覚の不自由な長男の世話をしていました。
特にワンナは上の列の歯が最初からまったくないので、ものを噛むことができず、すべての食べ物をすりつぶしてゆっくりと与えるしかなかったのです。

しかし母の疲労は限界を超え、すこしでも生活を楽にするために、一家はなんと唯一傷害のない次男を養子に出すことに…
次男は養子先に引き取られる時、「お兄ちゃんとワンナを守ってあげてね」と…

泣かせます…

やがてワンナも小学生になり、本人の希望もあって、不安の中、学校に通い始めますが、学校では
「化け物!」「こっち向くな!」「おまえなんか人間じゃねえ! 学校は人間が来るところなんだ!」と
容赦ないいじめ、言葉の暴力に毎日さらされます。

それでもワンナは母に毎日「学校はどうだった?」と聞かれると「楽しかった」と答えていました。

そう答えるしかなかったのです…


でも、毎日続くいじめにワンナの心は限界を迎え
ある日「みんな、私のことを化け物だって言うの…
母さん!この顔を直して!お願い!」と母にすべてをぶちまけます。

その日以来、ワンナは一切外出しなくなってしまいました…


母はワンナの顔を直すために顔面再建手術を受けさせることを決意し
その手術代を捻出するために、売れるものは何でも売り払って
手術をしてくれる医者をさがし始めましたが
そういう技術を持った医師はなかなか見つからず、やがて月日は流れ…

そして手術できる医師を探しはじめて10年もたったある日、西安の形成外科で、年間200件以上の患者を救う中国屈指のスーパードクターといわれるリュウ・エンフ医師が「可能性はゼロではない。やってみましょう」と母に答えます。


そして問題だった高額な手術代も、何と病院がすべて負担してくれることになり…
いよいよ、ワンナの顔面再建手術が決行されました。


それは、ワンナ本人の足の腓骨を取り去り、その骨を部品として、もともとなかった上あごの骨を組み立て、顔面に埋め込むという大手術でした。
その後に人工のインプラントと義歯を装着し、手術は終了となりましたが…
開始から3年もの歳月をかけて、やっとワンナの顔面再建手術は終わったのです。

顔面を再建したワンナは、それからは人目におびえることもなく、普通に話せて、普通に生きていくことができるようになりました。


現在ワンナはリュウ医師の勤務する病院で薬剤師の助手として働いています。

顔が本来あるべき姿になって、1番うれしかったのは
「お母さんがつくった料理をちゃんと噛んで食べられるようになったこと」だそうです。






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