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氷点 あらすじ 感想 ネタばれ 続氷点 三浦綾子 映画 ドラマ 石原さとみ 若尾文子

「氷点」は三浦綾子原作の小説。1964年から朝日新聞に連載され、続編の「続氷点」も1970年から連載された人気作品です。
朝日新聞の懸賞小説の入選作で、賞金は破格の一千万円。連載終了直後からテレビドラマ化、映画化されました。


三浦綾子「氷点」のあらすじ

終戦直後の昭和21年、北海道の旭川で病院を営む医師の辻口啓造。妻の夏枝が同じく医師の村井靖夫と密会中に一人娘のルリ子が通りがかりの男に殺害されるという不幸が辻口家を見舞う。
事件後、娘を失った悲しみに養女をほしがる夏枝。啓造は友人で産婦人科医(堕胎医師)の高木に養女のあっせんを頼むが
高木は「もしルリ子ちゃんを殺した犯人の娘でも、おまえは実の娘のように愛せるか」と、辻口と夏枝の娘ルリ子を殺した殺人犯の残された娘を引き取れるかどうかせまる。
辻口は悩むが、結局妻の夏枝に知らせずに、すでに自殺していた殺人犯の佐石の娘を養女として引き取る決意をする。それは村井靖夫と密会していた夏枝に対する密かな復讐でもあった。
引き取られた女の子は「陽子」と名付けられ、夏枝はそれこそ蝶よ花よとばかりに陽子を可愛がる。一方、ひとり真相を知る啓造はずっと心のわだかまりが取れず、何も知らない陽子を娘として愛することもできず、悩みつづけていた。
しかし、ある日平穏な日常は終わりを告げる。啓造がずっとつけていた秘密がすべて書かれた日記を、偶然夏枝が見てしまったのだ。おそろしい真実を知った夏枝。自分に対する夫の復讐心と、実の娘を殺した犯人の娘をずっとかわいがり続けてきた事実に対する慄然。
そして今度は夏枝の啓造とルリ子に対する復讐が始まった…

三浦綾子「氷点」の感想

なぜか引き込まれてしまい、続編の「続氷点」まで読んでしまいました。
小さな家の中で家族同士が復讐するの許すのと、イライラするような内容なんですがね?
「殺人犯の娘」陽子が異常なくらいに明るく素直でいい性格の娘で、そこも夏枝の「イライラポイント」になります(笑)
あ、「氷点」を読んでしまうと「続・氷点」は読まずにいられなくなると思いますので。


三浦綾子「氷点」のネタばれ

実は陽子は殺人犯の娘○○○○…


三浦綾子「氷点」の原作以外・映像作品のおすすめ

60年代、70年代、80年代、2000年代とテレビドラマ化、そして1966年に若尾文子主演で映画化されていますが
私のおすすめはごく最近のこの「氷点」
辻口陽子(石原さとみ)の画像


2006年のTVスペシャルドラマです。
夏枝に石原さとみ、辻口啓造に仲村トオル、辻口陽子に飯島直子というキャストですが
それぞれがハマりすぎています。石原さとみのカマトトっぷりも陽子にぴったり。
生真面目すぎる啓造、奔放で妖艶な妻の飯島直子も最高。
そして辻口夫婦の関係が原作よりもうまく描かれていて、なぜか見終わった後がさわやかな印象が残ります。



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