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四丁目の夕日 山野一 ねこぢるy 三丁目の夕日

「四丁目の夕日」はカルト作家・山野一(やまのはじめ)の1985年の漫画作品。



下町の印刷工場の家庭に起きる不幸のつるべ打ち。

高校生の別所たけしはふとしたトラブルから暴走族にフルボッコされ、友人に家に運ばれると母親が爆発事故にあって病院に収容されるとこだった。それから印刷工場の経営が思わしくなくなり、仕事を増やそうと不眠不休で働いていた父親は印刷機に巻き込まれて人間ミンチ。
たけしは悲しむヒマもなく印刷工場を継ごうとするがあえなく倒産。家も引き払って異常者ばかりが住むボロアパートに引っ越し、たけしは妹たちを養うため退学して鉄工所に勤めるがイジメにあい、次第に精神を病んでいく・・・

たけし一家をのぞく登場人物のほとんどが低俗な精神の持ち主ばかり。そしてたけし一家には、狙ったかのように不幸が次から次へと押し寄せる。
つまり不幸をエンターテイメントして昇華させた初期の名作・・・?

ちなみにもちろん西岸良平の「三丁目の夕日」とは何の関係もありません(笑)


山野一の作品は人間のみにくい部分をことさらまでに強調して、ある意味爽快な物語にしています。
実は非常に深い精神性を持った作風ですが
絵も内容も汚いので、こういうの嫌いな人は絶対に読まないでください・・・

「貧困魔境伝ヒヤパカ」


ちなみに山野一の奥さんは「ねこぢる」ですが、X-JAPANのHIDEが自殺した直後に自殺しています。
ねこぢるの死後、「ねこぢるy」として、ねこぢるの作風をそのまま受け継いだ活動をしています。

「ねこぢる大全」絵は可愛いけど毒が一杯♪






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